株主優待の仕組み

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株主優待の仕組み

株主優待とは?

会社が株主に対して自社製品やサービスなどを無償もしくは割引価格で提供してくれる制度のことです。
企業が株主に対しての利益還元の一環として、あるいは投資してくれることへの感謝の印として行っているもので、私たちから見たら、お中元やお歳暮のようなもの♪
値上がり益や配当とはまた違った、株式投資の楽しみ方の一つです。

特に株主優待で人気なのがクオカードや食品類。お米券や食事優待券は、とってもありがたいものです。

現在私が気に入っている株主優待は、7616コロワイドです。
1万円分の商品券が年に4回送られてくるので4万円のお食事券がいただけます。配当金も年2500円なので、かなりのお得^^

このように、上手く使うととっても便利で嬉しいのが株主優待なのです(*^^*)


優待制度があるか確認する

上場している全ての企業が優待を実施しているとは限らないし、優待内容が途中で変わる場合もあります。そして、年2回優待品を出している企業と、年1回の企業があります。(期末・中間)
まずは、買いたい銘柄(貰いたい優待品)を調べて見て下さい。

確認事項として、

  • •優待を受けるために必要な枚数(100株以上か?それとも1000株以上か?)
  • •権利確定日を確認
    ↑企業ごとにそれぞ「権利確定日」が決まってます。
    1月~12月までさまざまありますが、通常月末が多いですが、なかには20日確定日の銘柄もあります。

  • 優待品をもらうには?

    「権利確定日」に株主名簿に名前が記載されてる事が必要です。
    ただし、当日に買っても手続きの関係上反映されないので、「権利確定日」の3営業日前までに株を買って下さいね!
    そして、3営業日前までに株を購入したら、利益確定日を待たずして売ってしまってもOKです。
    ただし、優待品が人気のある銘柄だと、優待狙いの人々が翌日(権利落ち日)に売ってきますので、かなり下がるのを覚悟して下さい。
    (※全てではないですが。)


    優待目当ての銘柄を買うタイミング

    余裕があれば権利落ち日の安い所を狙って買っておいて、その半年後・一年後の利益確定に備える。これが一番安く買える方法だと思いますが、資金的にもなかなかそうは行きません。
    であれば、過去の権利確定日前後の株価の動きを参考にして、買ってもいいかな?と思えるような時に購入するといいと思います。間違っても権利確定日まじかで株価が高くなっている時に買ってしまわないように。(管理人経験済み(>_<))


    信用取引やミニ株でも優待を受けられる?

    名義人が証券会社のため、信用取引ではもらえません。
    ミニ株も基本的にはもらえません。
    ミニ株の場合売買を取りまとめている証券会社が名義人になってますので優待品は証券会社に届き、証券会社によっては、換金できる優待品に限り現金化して分配するケースもあります。


    優待品が到着するのはいつ?

    利益確定してから3~4ヶ月後になります。
    例えば、9月決算の企業は10月~11月に決算発表があります。その後、12月ごろに株主総会を開き、配当・優待などが正式に承認されてから株主の元へ優待品が送られてきます。


    配当とは?

    配当とは、会社が株主に対して行う利益の分配のことをいいます。
    配当には「普通配当」「特別配当」「記念配当」といった種類があります!

    ■普通配当とは?
    決算期ごとに分配される配当で、一般的に配当といえば、普通配当のことです。決算期の中間に分配される中間配当も普通配当の中に含まれます。

    ■特別配当・記念配当とは?
    特別配当とは特別な利益が出た時に受け取れる配当のことで、記念配当は会社の創立記念日などに出される配当のことで、両方とも不定期なものです。

    ところで配当とは、利益を分配することなので、当然利益を出してる会社が配当を行うのが普通です。
    が、中には利益は出ていないけど過去の利益の蓄積である「利益剰余金」を食い潰して配当を続けている会社もあるようです。
    なので、配当性向(配当総額の税引き利益に対する割合)が高い会社は無理な配当をしてると考えられ注意が必要です!


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